Vivy -Fluorite Eye’s Song- Vivy -Fluorite Eye’s Song-

――私の使命は、歌でみんなを幸せにすること ――私の使命は、歌でみんなを幸せにすること

SPECIAL

インタビュー
2021.04.26

キャストインタビューvol.2
マツモト役:福山 潤

――台本を読まれた際の印象を教えてください。
SF作品で、AIと歴史修正を設定の根幹に持って来てますが、あくまでドラマを主軸に置いたストーリーはプロットの段階で読んで興奮を覚えました。
どんなところか等はネタバレになるので憚りますが、この1クールで描き切る大胆さとストーリーの繊細さに脱帽いたしました。
――ご自身が演じたマツモトの第一印象を教えて下さい。また、実際に演じられていかがでしたでしょうか。
オーディションの段階で頂いた資料からマツモトのやるべきことと要望は何となくつかめていたように記憶しています。
なので、実際の収録とオーディション時の感触はあまり差はなかったと思います。早口で喋る事も、煽ったり、コミカルにやったり、シリアスにもシニカルにもなるキャラクターであることはその段階から与えられていた情報です。
とにかく色んな角度で成立させられるキャラクターなので演じていてとても楽しいです。
――マツモトを演じる上で心掛けていたことや、難しかったことはありましたか?
収録前日にちゃんと睡眠時間をとる事でしょうかw
色んなものが重なっていた時期に収録していたので、単純にその一点です。
舌と喉が問題なければひたすら楽しく演じられるキャラなので難しい事も含めてやりがいでした。
――演じられているキャラクターの好きなところや共感するところを教えてください。
共感かは解りませんが、相手への言葉と印象をちぐはぐにして情報を伝えるあたりは僕もよく使いますw
――相棒ともいえるヴィヴィの印象や、種﨑さんとの掛け合いについてはいかがでしたでしょうか。
ヴィヴィは本当に難しいキャラクターだと感じました。実際演じるにしても、意図を持ったうえでその意図を感じさせないようにしたり、実感を持っても肉体的には忘れなければいけなかったり、そういう観点からも種﨑さんはとても素晴らしい演技をされていました。
僕には出来ません。
掛け合いはまさに凸と凹。マツモトを受け流せば流すほど面白くなり、とてもエキサイティングでした。
――アフレコの印象深いエピソードを教えてください。
やはりオリジナル作品に中核のキャラクターとして関わらせて頂くのは本当に面白いと感じました。
スタッフの皆さんと一緒に作りあげ、先の展開に自分の解釈を溶け込ませながら演じつつ、構築していくことで得られるカタルシスはとても大きいですね。
台本に無い事言っても、原作が無いので見ている方々にはそれがどこかが解らない事も好きですw
休憩時間で監督とスニーカーの話題で盛り上がったのが何気に楽しかったですw
――オンエアが始まりましたが、視聴されてみていかがでしたでしょうか。お気に入りのシーンや印象的な台詞があれば教えてください。
面白かったですw純粋に楽しんで拝聴しました。
印象深い台詞は幾つもあります。「信用していないからです」とか「宇宙!!」とかw楽しいモノばかりでした。
――福山さんにとっての「Vivy -Fluorite Eye’s Song-」のおすすめポイントや、今後の見どころを教えてください。
SFやら設定やら伏線やらいろいろありますが、真ん中にあるドラマを最後まで楽しめる作品ですから、きっとこれから各章で感情を揺すぶられると思いますけど、その揺れに心を任せながら楽しんで頂ければ幸いです。
――最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。
「Vivy」をもう観て下さっている方は最後まで是非、そしてまだ観ようか迷っている方も是非、最後まで追っかけながらご覧いただける事を願っております。
純粋に面白いので損はさせませんからw